【日記】最近の音楽

パスピエの新曲「贅沢ないいわけ」をダウンロード購入する。
通常のMP4とハイレゾ音源が 販売していたのだが、調子に乗って両方とも購入した。
初めてのハイレゾ音源だったのだが、実際に通常の音源と聴き比べてみると、
音の奥行きが違う……ような気がする、高音の伸びが違う……ような気がする。
おそらくスピーカーなどをグレードアップすればもっと違いを実感できるであろう。
しかしその辺に拘りだすと天井知らずの金額が必要になりそうなので、
ハイレゾ関係への興味は一旦保留する。それよりも先にテレビを買わねば。

花澤香菜さんの新曲「こきゅうとす」を予約する。
声優のCDは坂本真綾さんのものしか買わないという誓いを立てていた僕であるが、
今回の曲は、やくしまるえつこ嬢が全面プロデュースしているということで興味を引かれた。
ただでさえ甘い花澤さんの声に、やくしまるえつこ嬢のかわいくへんてこな楽曲が加わるという、
プリンに生クリームをかけるかの如き暴挙(美味しい)、これは買わねばなるまい。

アニメレビューサイトをやっていた割に、アニメ関係にそこまで詳しくない僕、
花澤さんに関しても「母音にaが多い名前だな」ぐらいの認識だったのだが、
昨年、BaseBallBearのアルバムにゲストボーカルとして参加しているのを聴いて、
その可愛さに感動、今も癒えない関根さん結婚の傷を本田翼さんとともに癒してくれた。
公式サイトによると、花澤さんも相対性理論のライブに通っているとのことなので、
今後は「花澤さんと偶然の出会いを果たすかも!」という期待を持ってライブに行きたい。

そんなやくしまるえつこ嬢の新曲「チア・チア」をダウンロード購入する。
村田製作所チアリーディング部のテーマソングとして使われており、
フルで聞きたいと思って購入したのだが、フルで1分45秒であった。

他にはサカナクションやゲスの極み乙女。など人気バンドの新譜を買いつつ、
「Gの閃光」と「花ハ踊レヤいろはにほ」をエンドレスリピートするなどしている。

【ゲーム】FFⅦ G-BIKE

「FFⅦ G-BIKE」というスマホアプリで遊んでいる。
「FFⅦ」の人気ミニゲームGバイクが単独でアプリになった作品である。
このアプリが人気になれば、続編としてスノーボードゲームや潜水艦ゲーム、
フリースローゲームやチョコボレーシングやシューティングコースター、
バレットと観覧車に乗るゲーム(タッチ可)などが続々と発表されるであろう。

肝心のゲーム内容であるが、基本的には原作のGバイクと同じである。
バイクに乗って敵を倒したり、車両の護衛をしたりして、
報酬として手に入る素材を使って武器やバイクやマテリアを強化する。
たったそれだけのゲームである。

せっかくFFⅦの世界を使っているのだから、
ストーリーや仲間とのやりとりを楽しみたいところだが、
そういった余分な要素は一切が排除されており、
俺たちが乗ったバイクは途中下車できないとばかりに、
一度もバイクから降りることなくゲームは進んでいくのである。

課金要素もいわゆるガチャ的なものはなく、
素材の獲得やスタミナ回復や倉庫の拡張だけである。
対戦や協力プレイは勿論、フレンド機能すら存在しない。
少し前にライトニングさんが独りで頑張るRPGがあったが、
「独りなら俺も負けない!」とばかりにクラウドも一人で頑張る。
一応、仲間としてティファもいるのだが、
リミット技を出した時にちょっと追撃してくれるだけで、
二人乗りをして背中の感触を楽しむなどの遊び方は存在しない。

現在はバハムート討伐というイベントが開催されている。
その名の通り、ひたすらボスとして出て来るバハムートを倒して、
落とす素材でバイクを作るという、とても楽しいイベントである。

作ったバイクはレベル20まで強化することができるのだが、
レベルを1上げるために様々な素材を集めなければならない。
素材となる鉄やステンレスを求めて、延々とバハムートを狩るクラウド、
そういうのは専門の業者に発注とかできないのか。

ようやくレベル20まで強化してもそれで終わりではない。
限界突破なるものが存在し、最大レベルを25に上げることができるのだが、
そのためにはレベル20のバイクを二台作って合成しなければならず、
完成までにバハムートを何式まで倒せばいいのか想像もつかない。

またイベントには初級、中級、上級の難易度が用意されており、
それぞれクリア回数が一定に達すると報酬を獲得できるのだが、
全ての報酬を獲得するには、合計で150回クリアする必要がある。
現在初級を35回ほどクリアしたので、残りは115回である。

そんな訳で本家FFⅦばりにやりこみ要素満載の本作、
魔晄中毒になったクラウドみたいになりたい人にはおすすめである。

【日記】テレビが壊れる。

テレビが壊れた。
購入して約5年、短すぎる生涯であった。

その死は突然であった。
綾瀬はるかさんの風邪薬のCMを見ていたら、突如として画面中央が黒くなった。
風邪の症状を表すにしてはやけに大げさな表現だなと思っていると、
闇が画面を侵食していき、あっという間に画面全てが真っ暗になった。

まるでホラー映画のような出来事にしばし唖然となった。
テレビの中から綾瀬はるかさんが出て来るのではと思ったが、
そんなことはなく、そのまま電源が切れて動かなくなった。

きっと何かの間違いだ、大事なパーツが壊れただけに違いない。
そう思って主電源を落として少し待った後に再度電源を入れた。
すると何事もなかったかのように鮮やかな映像が映し出された。
やはり僕の勘違いだった、おそらくアンテナが外れたりでもしたのだろう。
そう思った直後、画面に映っていたゴルファーの胴体が闇に切り裂かれた。
先ほどと同じように画面が真っ暗になると、今度こそ完全に何も映らなくなった。

そして現在、今後の対応に悩んでいる。
修理に出すべきか、新しいものに買い換えるべきか。
購入当時に比べると同スペックのモデルが約半額で買えるので、
下手に修理に出す手間と費用を考えると買い替えたほうが早そうだが、
当然ながらそんなお金はない。ちまちま貯めて年明けにPS4を買う予定だったのに。

現在のテレビの主な用途としては「地獄先生ぬ~べ~」を見ながら、
友達とSkypeを繋いで感想を言い合うというかなり重要なものがあるが、
これはパソコンの地デジチューナーで何とかならないこともない。
しかしゲームやBS・CSのスポーツ観戦などはテレビがないとかなり厳しい。
とりあえず今年の正月は実家に帰省しようかと思った。

【音楽】相対性理論「回析Ⅰ」@東京ドームシティホール

先日、東京ドームシティホールで行われた相対性理論のライブ「回析Ⅰ」に行ってきた。
僕が最後に彼らのライブに行ったのは、もう3年も前の「立式Ⅲ」なので、
久々に彼らの様子を見てみようかと思い、参加することにしたのである。

とはいえ、この3年の間で相対性理論もかなり変動があった。
バンドの中心人物であった真部氏とドラムの西浦氏がバンドを離れ、
ギターの永井氏はフジファブリックの「sugar!」のPVに出てた女性と結婚、
ゲストとして呼ばれていた渋谷慶一郎氏は離婚した中山美穂と付き合いだし、
肝心のやくしまるえつこ嬢は、能年玲奈さんがテレフォンショッキングに出演した際、
タモリさんが薬師丸ひろ子からの花を紹介する感じでやくしまるえつこ嬢からの花を紹介してしまい、
会場とお茶の間に「何か違わない?」という微妙な空気を漂わせるなど、
各々に大きな動きがあり、記憶の中の彼らとは大きく変わってる可能性があった。

そんな経緯もあり、期待と不安を抱えながら会場に向かった。
チケットはポスターに付属しており、それを切り離して持っていくのだが、
切り離してみたものの「本当にこれで入れるのか?」とこれまた不安であった。
だが、会場前に着くと、みんなアホみたいに長いチケットを持って並んでいたので安心する。
中には切り離さずに取っておきたいのか、輸送用のダンボールごと持って来ている人もいた。

入場後、開演まで時間が合ったので物販の列に並んでみることにした。
FACETASMというブランドとコラボしたTシャツが今回の目玉商品である。
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だが、7000円というなかなかに強気な価格設定のため、
興味は示すものの、実際に購入するという人は僕の前後では皆無であった。
通常のTシャツとコラボTシャツは売り場担当者が別々のため、
売れないコラボTシャツ担当の3人の男女は普通に世間話をしていた。
僕も当然のようにスルー、代わりに「猫 vs 犬 タオル」なる素敵なタオルを購入した。
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今後は常に携帯し、犬と猫が喧嘩をしている現場に立ち会ったら、
このタオルを掲げて「ケンカはやめたまえ」と仲裁する予定である。

ライブはスタンディング形式だったので、そこそこ前の方に陣取った。
普通のバンドのライブだったら、怖いので後方に待機している僕であるが、
相対性理論のライブではどんなに前に行ってもモッシュやダイブは勿論、
拳を突き上げることさえ皆無、皆が海月のようにゆらゆらと揺れるのみである。
なので、バンドのライブというものに行ってみたいけど怖いという人や、
病院の待合室の雰囲気が好きな人には大変オススメのバンドである。

開演前のアナウンスが終わると、徐々に照明が落とされ、いよいよ相対性理論の登場である。
他のバンドメンバーに続いて最後に登場したやくしまるえつこ嬢、
一見すると巫女さんのような、白い上着に赤いスカートという衣装であった。
いつも無表情、というか若干悲しそうな表情をしている彼女だが、
今回も3DSを買った翌日にNew3DSが発表されたみたいな暗い表情だった。

そのまま一曲目の「たまたまニュータウン」が始まったのだが、
僕がまず驚いたのは、ドラムが二人のツインドラム編成であることであった。
相対性理論というバンドは、基本棒立ちのやくしまるえつこ嬢に加えて、
ギターもベースもそれほど激しいステージアクションはしないため、
必然的に手数の多いドラムが何か一人で頑張ってるみたいに見えてしまうのだが、
ドラムを二人にすることで観客の視線を分散させることに成功していた。
木を隠すなら森の中、ドラムを隠すならドラム追加という逆転の発想である。

曲の終盤、やくしまるえつこ嬢が突如蛍光灯のような光る棒を取り出した。
ゆったりとした動作で光る棒を上下に揺らし始めるやくしまるえつこ嬢、
「一体何が起こるのか?」僕は期待しながら彼女の動向を見守った。
だが、最後まで特に何も起こらないまま曲は終了した。
どうやら間奏中に手持ち無沙汰な彼女の遊び道具だったようである。

続いての曲は僕が聞いたことのない曲だったので、
「新曲? それとも僕が知らないだけ?」と不安になったのだが、
ライブ後に他の人の感想を見るに、どうやら新曲だったようである。
普通のバンドなら「新曲をやります」と言って「おーっ!」と盛り上がるのが常であるが、
彼らの場合は何も告げないまま始めるので、新曲かどうかの判断が難しい。
そんな困惑を周囲に悟られてはカッコ悪いので、初聴の曲でもリズムに乗りながら、
「当然知ってますよ(知らないけど)」という雰囲気を醸しださなければならない。

次の「キッズ・ノーリターン」が終わると、お馴染みの給水タイムに入った。
やくしまるえつこ嬢は味わいカルピスを飲むかのごとく、ゆっくりとコクコクと水を飲む。
彼女の周辺だけ時が止まったようであり、食道の細い女の子フェチには堪らない瞬間である。
僕が大富豪になった際には、彼女がひたすら水を飲むだけのイメージビデオを作成したい。

そしていよいよ、やくしまるえつこ嬢によるMC第一声の時である。
いつの間にかウィキペディアに生年月日が記載されていた彼女(27)、
初めて彼らのライブに行った時には、彼女もまだ22歳のいわば小娘であったので、
意味の分からないことを言っても許されたが、もう大人の女性と言ってもいい年齢である。
もし今回もMCに成長が見られないようだったら、さすがにファンを止めざるをえない。

「恋の死角に回り込む、相対性理論、回析Ⅰ」

「せ、成長してる!」
以前とは違う彼女のしっかりとしたMCに僕は思わず感動した。
彼女の過去のMCを知らない方には「最初の台詞いるか?」と思われそうだが、
今までは「お名前は?」と聞いても「ジバニャン!」としか答えなかった子供が、
「えつこ、ジバニャン好き!」と初めて自分が何者であるかを名乗ってくれたのである。

確かな成長に感動する中で「(恋は)百年戦争」が始まった。
やくしまるえつこ嬢は基本棒立ちの上、視線も動かさないので、
観客の中には「まるえつと目が合った!」と語る人が数百人単位で出現する。
そして今日も彼女は僕の方を見てた。僕しか見てなかったと言っても過言ではない。
今回で4度目なので、いよいよ婿入りを考えなければならないかもしれない。

続いての「BATACO」が終わり、次の曲の準備中のことである。
やくしまるえつこ嬢が急に髪の毛をやたらといじり始めだした。
ライブ中なのにまるで緊張感のない人だなあと半ば呆れるが、
直後に「地獄先生」の演奏が始まり僕は戦慄した。
そう、彼女は歌詞に出て来る教師に恋する女子高生になりきって髪の毛をいじっていたのである。
憑依型の俳優というのはよく聞くが、一曲ごとにその曲の主人公になりきるという、
彼女の表現者としての圧倒的なプロフェッショナル精神に感服せざるをえない。
と思ったが、その後も何度もいじっていたため単なる癖だと思われる。

次の「ジョンQ」が終わると、先ほどの光る棒を再び取り出したやくしまるえつこ嬢、
ここで彼女による二度目のMCが入った。

「これが私の青いイナズマ」

事情を知らない人には「なんのこっちゃ?」と思われそうなMCだが、
隣の東京ドームでSMAPが同時刻にコンサートをしており、それを意識しての発言と思われる。
こう書くと、彼女がSMAPを敵視しているのかのようにSMAPのファンに思われそうだが、
やくしまるえつこ嬢はSMAPにも楽曲を提供しているので、決して他意はないことをお伝えしたい。
山下智久さんの「愛、テキサス」も彼女が提供した曲である。ほら、あの変な曲ですよ。

そんな青いイナズマを工事現場の旗振り人形かのように降るやくしまるえつこ嬢、
今まで常にスロウ状態だった彼女だが、振り下ろす瞬間だけはやたら早かった。
そんな驚きとともに「Q/P」が始まったのだが、
やくしまるえつこ嬢、青いイナズマで遊ぶことに夢中で歌うことを忘れる。

続いての「人工衛星」はロックバンド然とした演奏がカッコ良かった。
特にギターの永井氏のパーマのかかり具合が素晴らしい。
僕が見たパーマの中でも理想的なパーマベスト3には入る。

その後も「YOU & IDOL」から「気になるあの娘」と魅力的な構成が続き、
このままライブの盛り上がりも最高潮になろうかという時に、
やくしまるえつこ嬢による三度目のMCが入った。

「ばあちゃん、バーチャルじゃだめ?」
突然のダジャレに観客がポカーンとしていると、
やくしまるえつこ嬢がステージのセンターから端の方に移動し始めた。
田舎の祖母が恋しくなって、帰りたくなってしまったのかと思われたが、
何やら近未来風のヘッドセットのようなものを装着し始めた。
事前に公式ホームページのライブ情報に記載されていたのだが、
これはバーチャルリアリティ・ヘッドセット「オキュラス」というものらしい。
やくしまるえつこ嬢用にオリジナルのシステムが組まれているということで、
これを使ったステージ演出を彼女が行うということであった。

「求心」の演奏が始まると、ステージ後ろのモニターに広大な宇宙空間の映像が映し出された。
やくしまるえつこ嬢が右手を動かすと、まるでテルミンのように音が鳴り出し、
右手を握ると音が止まると同時にモニターに「PAUSE」の文字が表示される。
そして左手を動かすと、モニターに可愛らしい猫のイラストが現れるのであった。
これ、猫の機能は要りますかね?

最後の方には自らの意志で猫を召喚できることに嬉しくなったのか、
ひたすら左手を動かし続けるやくしまるえつこ嬢、その度に猫が出現し、
モニターには宇宙空間いっぱいに無数の猫のイラストが広がっていた。
暇さえあれば「にゃんにゃん」言い出すやくしまるえつこ嬢であったが、
ついに人類初のバーチャルで「にゃんにゃん」を表現することに成功した。

次の曲の準備中、やくしまるえつこ嬢がステージ裏に引っ込んでしまった。
慣れないヘッドセットの着用に気分が悪くなってしまったのかと心配したが、
間もなくして再登場、その手にはリコーダーが握られていた。
坂本龍一や鈴木慶一など様々な大物アーティストと共演・共作をしてきた彼女、
その経験から、栗コーダーカルテットのリコーダー技術を会得していたのである。
どうしてそんなニッチな能力を選んだのか。

そんな訳でやくしまるえつこ嬢も演奏に参加しての「上海an」が始まった。
うっかり音を外してしまったら、無言で帰ってしまうことも考えられる。
観客全員が娘のピアノの発表会を見守る親のような心境で彼女の演奏を見守った。
そしてやくしまるえつこ嬢、見事ミスなく演奏終了。ウチの娘がやりましたよ!

続いての曲は「スマトラ警備隊」であった。
1枚目のアルバムの1曲目に収録されている曲である。1
ここ数年の経緯から初期の楽曲はやらないのかと思っていたが、
普通にやってくれたことに安心する。共産党やKGBからの抗議もない模様。

「そうだ、ソーダに相談だ」
再度のダジャレMCの後に披露されたのは、本日二曲目の新曲であった。
なんだか掴みどころのない曲だなあという印象を持って聴いていたが、
ライブの帰りにコンビニで無意識にメロンソーダを買ってしまったので
謎の洗脳効果があるのかもしれない。ソーダ業界の人はCMソングに検討すべし。

曲が終わると「またね」の一言を残して彼らはステージから去っていった。
会場内にはアンコールを求める拍手があまり揃ってない感じで鳴り響くが、
アンコールに応じないのも、それはそれで個性として認められてしまう彼ら、
はたして素直にアンコールに応じてくれるのか。

ないかもと思い始めるぐらい待った後、彼らがステージに再登場した。
アンコールとして演奏されたのは「ロンリープラネット」であった。
長く壮大な曲なのでアンコールはこの一曲で終わりだろうと思われたが、
最後の最後に多くの人が待望していたであろう「LOVEずっきゅん」を演奏してくれた。
これまでサービス精神とは程遠い彼らであったが、この3年間で変化したようである。

やくしまるえつこ嬢によるかわいらしいボーカルは勿論、
ギター、ベース、ドラムの各パートの演奏も魅力的なこの楽曲、
最後の最後に来て、今こそツインドラム構成の本領を発揮するときである。

と思ったら、ドラムの一人はドラムを叩かずにひたすらマラカスを振っていた。
やはりドラム二人は過剰人員だったのではないかと思い始める。
最終的には左手にスティック右手にマラカスを持ち、叩きながら振っていた。

「ばいばーい」と言い残して去っていくやくしまるえつこ嬢、
演奏時間は前回参加したライブの倍近い約2時間であった。
キャラクターは全く変化していないが、サービス精神は向上しているようである。
いつか彼女の口から「ありがとうございました」の言葉が聞ける日が来るのだろうか。
その日を夢見て今後もたまに参加してみたいところである。

【音楽】「幕の内ISM」/パスピエ

幕の内ISM (初回限定盤) (DVD付)

パスピエのニューアルバム「幕の内ISM」を購入する。
先日彼らのライブに行った時に告知していたアルバムである。
前作のアルバムからわずか一年という短期間でのリリースであるが、
一曲目のイントロの時点で間違いがないことを確信できた。
期待していたアルバムの一曲目があまりピンと来なかった場合、
「スルメ」という言葉を使って即時の判断を避けがちな僕であるが、
聴いた瞬間にピンとくるわかりやすさはやはりいいものである。

「MATATABISTEP」や「とおりゃんせ」等のシングル曲は勿論、
アルバム曲では「七色の少年」という曲がすごかった。
今すぐ清涼飲料水のCMに使えそうな爽やかさであった。
かと思えば、突如として珍妙な曲が入ったりと油断ならない。
音楽を聴く際に面白さを重視する人にはおすすめのアルバムである。

【ゲーム】ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス

ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス

3DSの「ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス」を購入する。
人気RPG「ペルソナ3」と「ペルソナ4」のキャラクターが一堂に会する
ペルソナシリーズのファン待望のダンジョンRPGである。

ゲームを開始すると「ペルソナ3」の主人公と「ペルソナ4」主人公から、
このゲームにおいての主人公をどちらにするか決めることになった。
どちらも原作において強大な敵に立ち向かい、広大なダンジョンを探索し、
複数の女子に手を出して修羅場を経験するなど思い入れがある人物だが、
中の人(石田彰さん)的にお世話になっている3の主人公を選択した。

異世界の高校に閉じ込められてしまった主人公たちは、
そこで出会った善という少年と玲という少女とともに、
ダンジョンを探索して、異世界からの脱出を図るのであった。

そんな訳でダンジョンを探索することになったのだが、
ゲームシステムが完全に「世界樹の迷宮」なのである。
自分で画面下の地図に扉や階段の位置などを書き込まねばならず、
最近のペルソナファンにとっては戸惑うことも多いであろう。
しかし僕は世界樹の迷宮シリーズは全作クリア済みである。
所見のダンジョンにも関わらず、手慣れた操作でマッピングしながら、
猛スピードのカニ歩きでずんずんと進んでいく主人公、
真田先輩、桐条先輩、荒垣さんらも同様にカニ歩きで続いて行く。
この画が想像できるかどうかで本作の楽しさが変わってきますよ。

最初の探索が終わると、以後は自由にパーティーを組めるようになった。
主人公を含む最大五人でパーティーを組まなければならないのだが、
これが本作の楽しみであり、最もプレイヤーを悩ませる点である。

アイギスは声優(坂本真綾さん)的に外せないし、
桐条先輩は性格・性能ともにしっかりしており頼りになる。
ゆかりちゃんは唯一回復系スキルを持っているので必須であろう。
本作のオリジナルキャラクターである善と玲も使ってみたいし、
真田先輩は原作の無駄にタルンダを使うイメージを払拭させてあげたい。
天田少年は現時点では可愛げのない子供だが、3年後に一番可愛くなる、
コロマルは可愛いが、犬に一枠使うのはちょっと勿体無く思える。
荒垣さんは後に死ぬので下手に感情移入してしまうと辛くなってしまう。
伊織はやかましいうえに「能力的に二番手な感じ」と説明があるので論外である。

熟考の末、主人公、桐条先輩、アイギス、ゆかりちゃん、善と玲という編成になった。
声優的にも、アスラン、ラクス、ルナマリア、ミリアリアという脅威のガンダムSEED率である。
主人公と桐条先輩を前衛、残りの3人を後衛に配置して、本格的な探索を開始した。
すると、最初の戦闘で敵の集中攻撃を受けた桐条先輩があっさりと死亡した。
明らかに編成を間違えたような気がするが、このまま進めていこうと思う。

【音楽】パスピエ presents 「印象C」@SHIBUYA-AX 

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先週の月曜日にパスピエのライブに行ってきた。
ポップなサウンドと女性ボーカルの声が特徴的な、
今後さらなるブレイク必至の新進気鋭のバンドである。

彼らを知ったのは数年前、タワーレコードでぼんやりとCDを見ていると、
「相対性理論好きにオススメ!」みたいな感じで紹介されていたのであった。
しかし、他人から勧められた音楽は聞きたくなくなる偏屈な僕、
「鰻が好きだからって穴子が好きだと思うなよ!(穴子は普通)」と、
その時はむしろ反発心さえ抱いて聴いていなかったのだが、
その後、ラジオで彼らの曲が流れているのを聴いて、
「面白い! 相対性理論好きにオススメだ!」と思った。

そんな訳でSHIBUYA-AXでのライブに行ってきたのだが、
楽しみにしている中に一つだけ不安材料があった。
それはチケット購入時には明らかになっていなかった対バンの相手が、
9mm Parabellum Bulletだということである。
勝手な想像であるが、ファン層が若くて怖そうなイメージである。
他の会場の対バン相手は、髭やクラムボンなど平和そうなバンドなのに、
どうして東京会場のみ物騒な弾薬が運び込まれてしまったのか。

そんな不安を抱きながら、会場であるSHIBUYA-AXに到着する。
既に開始10分前だったので、取り急ぎ物販ブースの方を覗いてみる。
Tシャツやタオル等の定番のアイテムに加えてiPhoneケースなども売っていた。
このiPhoneケースを着用すれば、電車などでiPhoneをいじっているだけで、
パスピエ好きの美少女から話しかけられるという事案が多発するのではないか。
そう考えると2500円という価格も決して高くないように思われた。
しかし、パスピエのことを全く知らない人にとってみれば、
ボーダー柄の隙間から少女が覗きこむという恐ろしげなデザインなので、
購入を見送り、代わりにキーホルダー(900円)を記念に購入した。

フロアに入ると既にお客さんで一杯であった。
9mmのファンが怖いので、中盤より後ろの方に陣取る。
間もなくライブが始まった。最初に登場したのは9mmである。
9mmに関しては、2ndアルバムまでしか聴いておらず、
ボーカルの菅原氏が僕と同郷の山形県出身であることと、
「Supernova」のサビがアンパンマンっぽいことしか知らなかったが、
それでも4、5曲は知ってる曲があったので意外と楽しめた。
菅原氏はいかにもロックミュージシャン然とした風貌でかっこいい。
ベースの人は何かに取り憑かれたかの如くぴょんぴょんしていた。

煽りながら勢いのある演奏を続ける9mmに客席も大興奮であった。
僕の近くにいた女子も、人波をかき分けてずんずんと前に進んで行った。
同行者と思わしき男子が彼女の後ろを付いて行くが、人波に阻まれて進めない。
彼女の方は後方で動けない男子を気に留めることなく、はるか前方に移動していた。
置いて行かれた男子の方を見ると、ひどく悲しそうな顔をしていたので、
女子との初デートに9mmのライブに行くのはやめておこうと思った。

そもそもあまり関連性がなさそうな9mmが何故呼ばれたのか、
その理由は菅原氏によるMCで明らかになった。
実はドラムのかみじょう氏がパスピエの大ファンであり、
好きすぎて「俺がパスピエだ!」と言い出すまでになったらしい。
そんなパスピエマイスターのかみじょう氏が彼らと接点を持ちたいと、
水面下でちょこちょこやってきた結果、今回の対バンとなったらしい。

バラードなどを挟むことなく、全14曲を熱演しきった9mm、
続いてはパスピエの登場である。一曲目は「はいからさん」であった。
ビジュアルをあまり大っぴらに公開していない彼らだが、
ボーカルであるなつき嬢は、前髪パッツンのロングヘアーに、
ピンクのワンピースという、まさにはいからさんな風貌であった。

彼らの生演奏を聴くのは勿論初めてである。
直前に出たCDにライブ音源が収録されていたのだが、
それも今日のライブに備えてあえて聴いていなかった。
特になつき嬢の歌声はかなり特殊な感じなので、
どうせCDでは音声を加工しているんだろうと思っていたが、
ライブでもCDと変わらない、むしろCDよりもさらに面白い声をしていた。
やくしまるえつこ嬢と同系統の声をイメージしていたが、
むしろ比較対象は、金田朋子や犬山イヌコや山崎バニラである。

続けて「フィーバー」が演奏された。
なつき嬢は思っていたよりも小柄であり、
軽やかにステージ上を動く様はYUKIちゃんのようである。
しかし左手の動きがどこか怪しげであった。
太極拳の使い手になったYUKIちゃんとでも言うべきであろうか。

続いての曲は「とおりゃんせ」であった。
語りかけてくるような歌詞が印象的な曲であるが、
「大正解?」といったように語尾が何故か疑問形であった。
続けて新曲の「MATATABISTEP」が演奏された。
PV同様、なつき嬢による面白ダンスが披露される。

演奏に乗って快調に歌っていたなつき嬢であったが、
途中で音声が出なくなるというマイクトラブルが発生した。
彼女のようにミステリアスなイメージで売っている人物にとって、
このような緊急事態は、うっかり地が出てしまう危険性がある。
やくしまるえつこプロは全く動じずに乗り切ったが、なつき嬢はどうか、
オロオロしてしまうのか、スタッフにブチ切れるのか。
しかしなつき嬢、これを自力で復旧させる。やだ頼もしい。

続けて演奏されたのは、転調の盛り上がりが楽しい「万華鏡」である。
個々のパートに見せ場があり、ライブには最適な曲であるが、
未だ将来の見通しが立たない僕にとっては辛辣な歌詞であった。
しかし裏を返せば、僕のために歌われたと言っても過言ではない。

盛り上がりから一転、照明がスポットライトのみになると、
緩やかなキーボードの演奏から「気象予報士の憂鬱」が始まった。
ライブ当日の天気はあいにくの雨であったが、この曲にはぴったりであった。
この曲ではなつき嬢の動作がいちいち可愛らしかった。
傘をさす動作などは、まるでそこに傘があるかのようであった。

なつき嬢が「昔の曲をやります」と言って演奏されたのは、
1stミニアルバムに収録されている「夕焼けは命の海」である。
昔と言っても、発売されたのは2011年である。
僕が彼らの曲を聴きだしたのは昨年からであるが、
今回のライブで知らない曲は一曲もなかった。
今からファンになっても古参ファンを気取ることができるので、
現在、特に好きなアーティストを持たない人におすすめである。

「古い曲をやったから新しい曲もやろうかな」となつき嬢、
続けて演奏されたのは「あの青と青と青」である。
パスピエの曲の中で最もスケール感を感じさせるこの曲、
なつき嬢の透き通るような歌声に客席も圧倒された様子であった。
そんな中で僕は、なつき嬢に照明が強く当たっていることにより、
ワンピースの下の体型が鮮明になっているのを見て、
将来はPerfumeに照明を当てる仕事に就こうと思った。

続いて演奏されたのは「Shangri-La」であった。
ご存知、電気グルーヴの人気曲をカバーしたものである。
とはいえ、楽曲自体は既に17年も前のものになる。
会場に来ているお客さんは二十歳前後っぽい若者も多く、
ピエール瀧氏を個性派俳優だと思っている人もいるだろう。
このカバーがきっかけで若者が電気グルーヴにも興味を持てば、
それは音楽界にとっても素晴らしいことになるであろう。
あとはなつき嬢が風呂に入っているPVを作れば完璧である。

ライブもいよいよ佳境に入ってきた、
続いて演奏されたのは「ワールドエンド」である。
これまであまり派手な動きを見せなかったギターの三澤氏も
いよいよ前に出てきて華麗なギターリフを奏で始めた。
最初に見た時は変なパーマだなと思っていた髪型も、
だんだんとマーティン・フリードマンに見えてきた。
間髪を入れずに「チャイナタウン」が演奏される。
途中でなつき嬢が「うたって〜」と客席にマイクを向けるが、
客席は一様にもごもごしていた。貴女の声を出すのは無理です。

続いての「S.S」で会場は最大の盛り上がりを見せた。
フロアが揺れる感覚を味わったのは、この日初めてである。
最高潮に盛り上がったままステージを後にする一同。
なつき嬢は去り際にくるっと一回転していた。
この娘はライブ中も隙あらばくるっと回っていた。
おそらくふわふわ感をアピールしているのであろう。
サブカル系男子にモテたい女子は回ることをおすすめする。

アンコールに応えて、物販のTシャツに着替えて登場する一同。
なつき嬢もグレーのTシャツに短パンという、
彼氏の服を借りた女子フェチには堪らない格好であった。
(しかしTシャツに描かれているイラストは寿司)

そんな訳で始まったアンコール一曲目であるが、
今回のツアーでは毎回対バン相手の曲をカバーしているらしく、
9mmの「Cold Edge」という曲を演奏することになった。
ちなみにこの曲は9mmがこの日の一曲目に演奏した曲である。
事前に9mmとその辺りの打ち合わせとかしていなかったのか。

もしかしたらこれが最初で最後かもしれない貴重な演奏、
9mmの時はあれだけ重量感のあった男性ボーカルの曲も、
なつき嬢にかかれば浮遊感のある曲へと様変わりしていた。
他のメンバーも本家9mmに負けじと力強い演奏をしており、
このまま妹分の9mmダムダム弾としてデビューできそうであった。

アンコール一曲目が終わると、突如キーボードの成田氏が
「重大発表があります」と言い出し、客席がざわめいた。
何やら丸めた紙を持って前の方に出て来るなつき嬢とドラムのやお氏、
二人がやたらとイチャイチャした様子だったので、
もしかして「私たち結婚しました!」という報告かと思われたが、
ニューアルバム発売の報告であった。タイトルは「幕の内ISM」
これまでのアルバムタイトルは全て回文になっているという、
初期のアジカンの「ファ」が付くみたいな謎の縛りを設けていたが、
彼らも限界を感じていたのか、普通のタイトルでのリリースとなった。
とはいえ、前作から一年足らずでのリリースには勢いを感じ得ない。

アンコールラストの曲は「最終電車」であった。
元より好きな曲であったが、ライブのラストに演奏されると、
寂しさやら開放感やら様々な感情が追加されて尚更良い感じであった。
時刻は21時半過ぎぐらいなので、僕は普通に山手線に乗って帰ったが、
名古屋から来て最終の新幹線で帰る人は更に感情移入できたであろう。

【ゲーム】魔都紅色幽撃隊

魔都紅色幽撃隊 幽撃ウォーカー

PS3の「魔都紅色幽撃隊」というソフトを購入する。
学園生活を送りながら、放課後は悪霊退治に励むという、
アドベンチャーとシミュレーションRPGが合わさった作品である。
「東京魔人學園」シリーズを手がけた今井監督の最新作であり、
同氏の「九龍妖魔學園紀」という作品がとても好きだったので、
期待していたのだが、これがなかなかの問題作であった。

物語は主人公が転校生として入学するところから始まった。
転校初日の朝ということで、のんびり校門に向かっていると、
遅刻しそうになって走ってきた女子生徒とぶつかった。
ふわふわした巻き髪の可愛らしい女の子である。

「ごめんなさい!」「いやこちらこそ!」
謝り合いを楽しんでいると「どうしたの?」と声をかけられた。
振り向くと黒髪の美少女が立っていた。
「あっ、さゆりちゃん」
どうやら巻き髪の女の子の友人らしい。
「何、あなた? この子に何か用?」
主人公が巻き髪の女の子に絡んでいると思っているのか、
やたらと冷たい態度で接してくる黒髪の美少女。
勘違いされては困ると、これまでの経緯を説明するが、
なかなかこちらに対する警戒心を解いてくれない。

どうやって彼女の誤解を解くかを思案していると、
画面の中央に文字の書かれたボードのようなもの表示された。
これが本作独特の感情・五感入力システムである。
まずは友、愛、悲、怒、悩という感情のいずれかを選択し、
続いて、味、視、触、嗅、聴という五感のいずれかを選択することで、
様々なコミュニケーションを取ることが可能になるのである。
例えば、愛情を込めて嗅いだり、怒りながら嗅いだりなど、
女の子の匂いを嗅ぎたかったプレイヤー歓喜のシステムである。
あとは匂いの出るテレビが発明されれば完璧であろう。

さすがに初対面の女子相手に愛情を込めて嗅ぐのは危険なので、
友と触を選択し、仲直りの握手といきたいところだったのだが、
うっかり選択ボタンと決定ボタンを間違えてしまい、
悩みながら視るという、あまり好ましくない行動に出てしまった。
「何、考え込んでんのよ?」
案の定、黒髪の美少女の反応は冷たいものであった。
結局、誤解が解けないまま彼女は立ち去ってしまった。

転校初日での失恋にがっかりしていると、
眼鏡をかけたスーツ姿の女性に話しかけられた。
話を聞くと、彼女はオカルト専門誌の編集長ということで、
学園の生徒に簡単なアンケート調査を行っているらしい。
「この近くの喫茶店でお茶でもしながらどう?」と誘ってきた。
冒頭から五感入力システムをフル活用できるチャンスと期待したが、
彼女に急な予定が入ってしまい、触や嗅の出番は来なかった。
そもそも転校初日の朝にどこに行こうとしているのか。

その後、担任に連れられて転入先のクラスにやって来た主人公。
クラスメートに挨拶をするために教壇の前に立つと、
教室の後ろの方から「あぁぁっ!」という大きな声が上がった。
先ほど校門前で会った黒髪の美少女がそこにはいた。
「あんたは朝の最低男!」「お、お前はあの時の!」
言っておきますが、これは2014年に発売された作品ですよ。

「何かみんなから訊きたいことはあるかね?」
出身地と好きな教科を言っただけの簡素な挨拶が終わると、
担任がクラスメートに向かって主人公への質問を促した。
誰も質問しなかったら微妙な空気になると不安に思ったが、
一人の女子生徒が我先にとばかりに手を挙げた。
これは彼女の存在の有無を訊かれるに違いないと思ったが、
「は〜い、身長はいくつですか?」という小学生ばりの質問であった。

そんな訳で身長と体重の設定をすることになった。
身長は最低150センチから最高210センチまで、
体重も40キロから120キロまでと幅広い設定が可能なので、
セーム・シュルトも主人公に感情移入してプレイできる。
また視力も0.1から2.0まで設定できた。
シャワー室や女湯を覗くイベントがないとは限らないので、
両目とも裸眼で2.0に設定しておいた。

続いて男子生徒から「部活は何に入るつもり?」と訊かれた。
例によって部活の入力画面になる訳だが、野球部やサッカー部は勿論、
ダンス部や演劇部、はてはゲーム部なる謎の部を含む24もの部が存在した。
「九龍妖魔學園紀」ではテニス部に所属するクラスメートの女子が、
サーブで怪物を撃退していたので、必殺技取得のためテニス部を選択する。

「はい、先生」
ひとしきりの質問が終わったところで、一人の男子生徒が手を挙げた。
これまでのモブとは違い、車椅子に乗っている眼鏡をかけた男前である。
「君は……幽霊の存在を信じるかい?」
そしていきなり意味の分からない質問をしてきた。
この質問に対する正答が何なのか未だにわからないが、
質問してくるということは、おそらく肯定して欲しいのであろう。
彼に気を遣って「いるのではないか」と回答する。

「なるほどな……」
自分から質問をしておきながら、男子生徒の反応はあっさりとしたものだった。
「あはは、今の質問は冗談だよ。
 幽霊なんている訳がない、変な質問をして悪かったな」
そして即座に先ほどの質問を否定して笑い出した。
周囲も転校生相手に変な質問するなと爆笑している。
新手のいじめなのか? なんなんだこのクラスは?
そんな中で黒髪の美少女だけは笑っていなかった。

質問も終了して授業を始めることになったのだが、
主人公の座る席がまだ決まっていなかった。
「先生、僕の席は?」
「君の席は……学級委員長の深舟さんの隣に」
「ええっ!?」
黒髪の美少女――深舟さんが再び大きな声を上げた。
再度確認しておきますが、これは2014年発売の作品で、
恋愛ゲームではなく悪霊退治がメインの内容ですよ。

【日記】レンタルサーバーを更新する

四月は更新を頑張ろうという目標を立てたものの早くも頓挫している。
そもそも僕が頑張ろうと思っただけで頑張れる人間であったら、
過去に何度も「頑張る」の言葉を残して失踪することはなかったはずである。
よって何か動機付けとなるようなきっかけが必要であると考えた。
ちょうどレンタルサーバーの更新の案内が来ていたので、
これまでは一度に半年分の料金を払っていたところを
一気に二年分の料金をまとめて払ってみることにした。
これで最低でも2016年まではサイトを続けることが確定した。
お金を多く払ったことで気分も新たに頑張れると思われたが、
逆にまだ二年もあるからのんびりしようという意識が働いた。

ちなみにサーバーは50ギガバイトの容量を借りているのだが、
現時点で使用している容量は100メガバイト足らずである。
50畳の部屋を借りているのに畳の一畳の上につま先立ちしている状態。
さすがに勿体無いので画像を使ったレビュー(簡易)など諸々計画中である。