ピューと吹く!ジャガー 20




「ピューと吹く!ジャガー(20)」
一話完結の漫画の時間の進み方は、作品によってそれぞれである。
例えば「こち亀」はキャラクターの年齢はほとんど変わらず、
時代のみが現実と同じように変わっていく。(部長の孫は除く)
「よつばと!」は基本一話で一日が経過するので、
これから冬が来て、よつばちゃんが雪に驚いたりするのだろう。
年末はとーちゃんの実家に帰ってばーちゃん達に会うかもしれない。
やがて春になり、よつばちゃんも小学校に入学する日が来て、
迎えに来た恵那ちゃんと一緒に小学校に向かうよつばちゃん。
「いってきまーす!」と元気よく家を出て行くよつばちゃんを
とーちゃんが笑顔で見送ったところで連載終了となってしまうのではないだろうか。
そうなったら、僕は何を楽しみに残りの人生を過ごせばいいのだろう。
まだ見ぬ「よつばと!」の最終回に思わず涙を流してしまったが、
10年続いた「ピューと吹く!ジャガー」もいよいよ最終巻である。
各巻によって面白さにバラつきがあった作品だが、最終巻を読んで、
うすた先生はとりあえず一息入れてもいいのではないかと思えた。
本作は芸能養成学校という、普通の学校とは違う特異な設定のため、
作品内の時間はループしているものと思っていたが、まさかあんなことに。
一応ネタバレは避けるが、僕が今現在置かれている状況というのは、
10年続いた漫画の最終回のオチにされるものであるという事実に衝撃を受けた。