孤独のグルメ


「孤独のグルメ 【新装版】」
我らが独身貴族のアイドルである井之頭五郎に再会する。
文庫版を持っているのに改めて購入してしまった。好きすぎる。
関連検索に「アームロック」なんて単語が出てくる漫画はこの作品ぐらいであろう。
久しぶりに読み返してみたが、やはり唯一無二の面白さであった。
「はふ」「もぐもぐ」「むしゃむしゃ」など美味しそうな擬音を立てながら、
定食や回転寿司やカツサンドやコンビニ弁当を平らげていく五郎の姿が素晴らしい。
食べたことのない料理を扱ったグルメ漫画に比べて、読者のシンクロ率が半端ではない。
思わず、こういうのでいいんだよ、こういうのでという感情が浮かび上がってくる。
巻末には、原作の久住さんと作画の谷口さんと何故か作家の川上弘美さんを加えて、
座談会が行われていた。特に面白かった部分を抜粋する。
川上:本当によく食べますよね。焼肉かな?一番食べたのは。
谷口:焼肉はすごかったね。
久住:コンビニでも買いすぎちゃうとかね。
川上;カレーをおかわりするところも。
久住:しかも大盛りで。
川上さんの指摘に原作者と作画担当者がまるで他人事のように語っている。
おそらく既に五郎は製作側の意識を超えて一人歩きしている段階になったのだろう。
今後も何らかの形で続編が発表されてくれることを願わずにはいられない。
他にもニコラス・ケイジ主演で映画化などの計画が持ち上がっているようだ。
先日はプレイステーション3の人気コンテンツ「まいにちいっしょ」でもネタにされていたので、
もしかしたら、プレイステーション3でゲーム化される日も近いかもしれない。