またゲームの話ですよ


ゲーム以外に話題のない小生、今日は「久遠の絆 再臨詔」を購入する。
僕が高校一年生の頃にハマったPSゲームのDC移植版のPS2移植版の廉価版である。
現在、ドリキャス版を持ってはいるものの、本体のファンの音と起動するたびにコントローラがピーピー鳴くのに耐え切れず、先日発売された廉価版を購入した次第である。
このゲームをプレイ当時の僕は、泣く子も黙るが親は泣くバリバリの不登校児であった。
今でこそ不遇にもオタク扱いされている僕であるが、当時は二次元への関心は皆無で、
ゲームといえば、RPGか格闘ゲームかスポーツゲームという硬派ぶりであった。
文字を読むゲームは、チュンソフトのサウンドノベルしかやったことがなく、
好きなアドベンチャーゲームのキャラクターは神宮寺三郎であった。
将来は彼のようなハードボイルドな私立探偵になろうと心に決めていた。
当時全盛のギャルゲーである「ときメモ」などには否定的な考えを持っており、
「女子の髪の色がおかしいではないか」など正論を吐ける良識のある少年であった。
このゲームはファミ通の評価がそこそこ高かったので気まぐれで購入したのであった。
ジャンル的には一応伝奇物ということになるのだろうか。
今でこそ「Fate」など若い年代の人達にもお馴染みのジャンルであるが、
当時はパソコンも持っておらず、ライトノベルも「スレイヤーズ」ぐらいしか知らない
無知な少年であり、そのような何も知らない子供を騙すのには十分な内容であった。
また現在のレーティングでは「15歳以上対象」になっていることでもわかるように、
多少のエロス要素に思春期の僕の胸はときめいた。何と子作りシーンまである。
そこまでに至る経緯で初めてツンデレというものを意識した作品かもしれない。
かくして、このゲームをきっかけに、僕はこちら側の世界に足を踏み入れることになった。
いや、このゲームまでで止めておけば、それほどの深手は負わなかったであろう。
その後に「アニメ絵のノベルゲームも面白い!」という認識を抱いてしまい、
「To Heart」を買ってしまったのが失敗であったと思われる。
だが、そのおかげで「高校とは何と素晴らしき所だ!」と勘違いをしてしまい、
2年生になってから真面目に高校に通いだしたのも事実である。要は単純なのである。

ゲームの内容は、冒頭から転校生の美少女に「お前を殺す」と告げられるという、
嬉しいんだか、悲しいんだか、よくわからないシチュエーションから始まり、
催眠術によって平安・元禄・幕末と前世の記憶を辿っていくという長編である。
陰陽道に吉原炎上に新撰組と歴史の勉強にも役に立つ。
個人的には沖田総司の強さが最も味わえるゲームである。
元は9年前のゲームなのでキャラや台詞が色々と古めかしく、
女子の不良が「ダチ公」などという素敵な言葉を使ったりしているが、
現在の僕に少なからず影響を与えている作品なので、興味のある方はぜひ。
少しでも売れてくれないと、発売元の会社がそろそろやばそうなのである。