板尾日記5

毎年買っていた板尾さんの日記が出ていたので購入する。
読む度に「僕も毎日日記を書こう!」と思っては断念していたが、
現在は、僕も一応毎日日記を書いている状態である。
しかし、有名人と素人では、日記を公開する意味がまるで違う。
板尾さんの場合は、芸人としての活動があるから、
あの時、実際はこんなことを考えているのかと思えるが、
僕の場合は、大多数の人にとって、ネット上にしか存在しない人物なので、
実際の僕も何も、日記に書かれていることのみが僕の全てであるので、
どんな嘘を書こうとも、それが事実であると読む側は受けとるしかない。
とはいえ、「今日は女子高生に告白されました」などと日記に書いたら、
「嘘つけ!」と突っ込まれる程度の関係は築けたように思える。
娘さんが亡くなってしまってからの日記は、読み進めるのも辛かった。
これが小説だったら、何らかの結末を持って終わるのだが、
日記なので、板尾さんの毎日はこれからも続いていくのである。
いつもと変わらぬ日常というのが、どんなに幸せであるかを実感したので、
今後も「今日はなにもなかった」という日記を書き続けていこうと思う。