Base Ball Bear

先日に引き続いて正月三が日の思い出を記す。
話題の「ぽにょ」は見たが、内容があまり理解できなかった。
2010.01.03 Sunday
日本武道館で行われた、Base Ball Bearのライブに行く。
ここ一年ぐらい定期的にライブへの参加報告をしているので、
実はアクティブな人物だったのかと思われていそうだが、とんでもない。
僕は盛り上がっている他人を見ると、途端に冷めてしまうという、
不特定多数が集まるライブ会場において、もっとも向かない人種なので、
ライブに行く度に他人との温度差を感じ、微妙な気持ちになっている。
とはいえ、生で聞く演奏の魅力はそれらを補うに余りあるものである。
ファンを公言しておいて、解散まで一回も行かないのも何なので、
行くとしたら、初めての武道館となる今回しかないと思い参加した。
ライブはとても楽しかった。
楽しかったが、次に行くのは解散まではないかもしれない。
やはり僕の性格はライブ向きではないのである。
初めて好きなアーティストのライブに行ってそれを再認識した。
日本人は感情表現に乏しいと言われているが、
僕からしてみたら、他の観客全員がアメリカ人に見える。
MCに対して声を出して反応する、曲に合わせて拳を突き上げるなど、
ライブではお約束であろうレスポンスが、僕にはできないのである。
やるのが恥ずかしいからやらないというのではなく、
そういうことができる遺伝子が、僕には初めからないという感じである。
同様に、誰かが面白いことを言った時に手を叩いて笑う、
ビンゴが揃ったときに「ビンゴ!」と大きな声で言うこともできない。
だが、せっかくのライブを自意識過剰で楽しまないのも損である。
仕方ないので、アーティストとファンの一体感はこの際無視して、
完全に自分の世界に閉じこもって楽しむことにした。
Base Ball Bearについて語る際に外せないのが、
僕の108人の将来のお嫁さん候補の一人である、ベースの関根さんである。
今回もレコード会社のお偉いさんを罵倒するなど素敵だったのだが、
ライブ会場においては、バンドである紅一点の彼女が日本一可愛い存在なので、
観客席から「かわいい~!」という歓声がひっきりなしにあがるのである。
そういう扱いになってしまうと、何かが違うという気持ちになってしまい、
あまり盛り上がれなかった。次に会う時は二人きりで会おうと思う。
そんな訳でライブは楽しかったのだが、他のファンとの温度差を感じ、
最終的には、自分がファンであることさえも疑わしくなってきたのだが、
唯一救いだったのは、隣の席の男性が僕以上にノッてなかったことである。
おそらくファンの友人に誘われて、たいした知識もなくやって来たのだろう。
初の武道館に盛り上がるアーティストとファンの間に、いい感じに取り残されていた。
また僕の斜め前の男性も、僕と同レベルのぼんやりしたノリ具合だったので、
すぐに3人でバンドが組めそうな連帯感を覚えた。