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【ゲーム】PS3故障

最愛の友との別離というのは、突然やって来るものである。
先日、いつものようにPS3でDVDを見ていたところ、
突然「ピピピッ」という電子音が鳴り、PS3の電源が切れた。
本体を見ると、電源ランプがカラータイマーのように赤く点滅していた。
購入して3年半経つが、こんな症状は今までに見たことがない。
僕の脳裏にソニータイマーという不吉な言葉が過ぎった。
電源を入れ直すと、通常通りに赤から緑のランプに変わったが、
直後に再び電子音が鳴り、ランプが今まで見たことのない黄色に点滅した。
これはいよいよPS3からPS4に進化しようとしているのか。



だが、僕はPS4用のソフトを持っていないので、
どうにかして今までのPS3に戻す必要があった。
何度電源を入れなおしても、一向に再起動する気配がないため、
「PS3 故障」で検索したところ、同様の症例が続々と該当した。
どうやらこれはYLOD(Yellow Light of Death)と呼ばれる症状らしい。
こうなってしまうと、何度電源を入れなおしても一切起動しなくなってしまい、
ソニーに修理を依頼すると基盤交換となり、修理費が16800円もかかるらしい。
基板を交換するとHDDを認証できなくなるため、HDDを初期化する必要があり、
今までゲームのセーブデータが全て消え、torneで録画した番組も見られなくなる。
本体が起動しないのだから、バックアップを取ることも不可能である。



想像していた以上に最悪の事態である。
僕の脳裏に冒険の書が消えた時の音楽が鳴り響いた。
FF13でひたすら亀を倒し続けたあの日々も、
ディスガイア3でひたすらレベルを上げ続けたあの日々も、
ディスガイア4でひたすらレベルを上げ続けたあの日々も、
各無双シリーズでひたすら敵武将を斬り続けたあの日々も、
今までの思い出の全てが水泡に帰してしまうのか。



それはそれで別に構わない気もするが、何とかセーブデータだけでも救出したい。
色々と調べたところ、本体が一時的に動くようになる応急処置の方法が見つかった。
それはPS3本体に後ろからドライヤーの温風を当てるという、
まるでファミコン時代に戻ったかのような原始的な修理方法であった。



本当に治るのか半信半疑のまま、PS3本体にドライヤーを当てた。
我が家のドライヤーは、以前奮発して購入したナノイオンドライヤーである。
いつか家に泊まりに来た女子の髪をこれで乾かすのを夢見ていたが、
まさか自分以外に初めて使う相手がPS3とは思ってもいなかった。



10分ほど熱風を当てた後、本体から熱がなくなるまで待って電源を入れた。
こんな方法で治ったら、ドライヤー健康法が大ブームになっているはずである。
そう思った直後、テレビに見慣れたPS3のホーム画面が映し出された。
恐るべし民間療法! 素晴らしきかなナノイオンドライヤーの力!



だが、1分ほど経ったところで、再び電子音が鳴って電源が切れた。
どうやら温めが足りなかったようなので、もう一度温めることにした。
ここから読んだ人には、冷凍食品のチャーハンの話題かなと思われそうだが、
これは最新のテクノロジーを結集させた精密機器の修理方法の話題である。



だが、いくら試しても最長起動時間は1分程度であった。
こうなったらわずかな時間でコピーを作成するのを繰り返すしかない。
温めては冷まして起動、温めては冷まして起動を繰り返した結果、
何とかセーブデータだけは、バックアップを取ることに成功した。
しかし、データがコピー不可な「デモンズソウル」は救出不可能であった。
さよなら僕が育てたルナマリアさん。次は「ダークソウル」で会おう。