月別アーカイブ: 2011年4月

【音楽】さよならポニーテール「モミュの木の向こう側」







ここ二年ほどは、相対性理論を押してきた僕であるが、
先日紹介したアルバムに収録された彼らの新曲を聴いて、
今後の方向性に若干の不安を感じ始めていた。
どんどんマニアックな方向に進んで行ったらどうしよう。
小生、東京事変では「群青日和」が一番好きな人間である。


万が一にも、彼らと合わなくなった時のことを考えて、
ここは新たなアーティストの曲を聴いてみようと思い立った。
どうせならデビューしたばかりのアーティストを取り上げて、
いつか「売れる前から知ってたよ」と知ったかぶりを着こなそう。
そんな訳で紹介するのが、さよならポニーテールである。


彼女たちが何者なのか、僕も詳しくはわからないが、
ジャケットに描かれたイラストの力の抜け具合といい、
どうしてそれに決めたのか分からないアーティスト名といい、
これはどこからどう見ても、相対性理論のフォロワーであろう。
二番煎じと思われそうだが、僕にとってそれは望むところである。
むしろ本家のとっつきづらい箇所が、二番煎じすることで薄くなり、
「こっちの方が聴きやすい」となるケースが多々ある。


そんな勝手なイメージを抱き、ろくに視聴もしないまま購入したのだが、
実際に聴いてみると、僕の想像していたものとは全く違っていた。
やくしまるえつこ嬢のような、二次元から抜け出してきたかの如き声ではない。
しっかりとした成人女性のボーカルによる、しっとりとした楽曲であった。
どこにも「海老で鯛を釣ろう」みたいな歌詞は出てこない。


楽曲のタイトルは、28歳男性が思わず赤面してしまうものが多いのだが、
今のところは匿名性が守られているので、ある種の寓話のように捉えられる。
今後注目されることで中の人が表に出てきてしまうのか、
あまつさえファッション誌で連載など始めてしまうのか、
そうなってしまうと全てが台無しになってしまうのだが、はたして。
とりあえず彼女たちの動向をしばらく見守っていきたいところである。



相対性理論「正しい相対性理論」




正しい相対性理論
相対性理論のアルバムを購入する。
毎回ファンの期待の斜め上を行くリリースをする彼ら、
今作はリミックス+新曲3曲という構成である。
どうしてこのタイミングでリミックスアルバムなのか。
10組のアーティストがリミックスに参加しているのだが、
中でも一番のビックネームは、坂本龍一であろう。
教授がリミックスしてくれたのは「ミス・パラレルワールド」であった。
RYDEEN風の電子音バリバリのリミックスをしてくれると思われたが、
あくまでYMOではなく、教授ピンでの参加のため、
教授のピアノをバックにやくしまるえつこ嬢が歌うという、
以前コラボした渋谷慶一郎氏とモロかぶりという事態になった。
続いて登場する有名所は、鈴木慶一氏である。
ムーンライダーズとしての活動はさっぱり知らないが、
彼が作曲した「MOTHER」の「エイト・メロディーズ」は、
数あるゲームミュージックの中でも、五指に入るぐらい好きである。
彼がリミックスしたのは、バンド名とかけた「ムーンライト銀河」である。
印象的なベース音に徐々に色々な音が重ねっていくのは、
どことなく「エイト・メロディーズ」っぽいかもしれない。
しかし10分は長すぎですよ。
参加アーティストのトリを飾るのは、コーネリアスである。
彼がリミックスしたのも「ミス・パラレルワールド」であった。
この曲には、アーティスト心をくすぐる何かがあるのだろうか。
そんな小山田さんによるリミックスは色々な音が鳴って楽しい印象である。
しかし、僕はどちらかと言えばオザケン派であった。
前のトラックでは、スチャダラパーが参加していたので、
どうせならオザケンも呼んでくれば良かったのにと思った。

あんぷく

先日、小川ひなさたんと池袋でうどんを食べた。
最近は約束の度に地震に悩まされていた我々だったが、
今回は移動中の電車内で地震が発生したので気付かなかった。
地震に対する一番の対処法は、気付かないことであると学習した。
一方、ひなたさんは、仕事中に地震が発生したため、
来館者へ向けて、避難指示のアナウンスを担当したらしいのだが、
「お、おちちゅいて行動してください!」と指示する本人が一番慌てるという結果に。
だがこれは、人は自分よりも慌てている人を見ると冷静になれるという、
人間の心理を巧みに利用した彼女の高等テクニックなのである。はずだ。
そんな訳で我々は池袋の駅で合流したあと、
ひなたさんの案内で「あんぷく」なるお店に向かった。
様々な創作うどんを食べさせてくれるうどん屋さんらしい。
メニューを見ると、はなまるうどんでは見ない様々なうどんがあった。
「このカルボナーラうどんがおすすめですよ」
「ほほう、なるほど。これは美味しそうですね」
僕は海鮮明太子うどんを注文し、彼女はあさりとブロッコリーのうどんを注文した。
程なくして、注文したうどんが運ばれてきた。
「では、いただきましょうか」
だが、ひなたさんは真剣な表情で携帯電話をいじったままである。
「どうかしましたか?」
「うん、いわきのおじいちゃんの家、大丈夫かなと思って。電話も通じないし……」
「心配ですね。無事だといいのですが……」
「よし、食べよう。そっちのエビ一尾ください。あさりとトレードしましょう」
「あっ、どうぞどうぞ」
「うわっ!この火事になっている工場って、叔父さんの職場の近く!」
「それは大変!何事もなければいいですが……」
「あとうどんも一口貰っていいですか。味を覚えて後で家で作ろう」
「あっ、はい。どうぞ」
「ぎゃー!茨城の実家が地震、雷、犬が大暴れ!」
「さっきまでこっちでも雨すごかったですからね……」
「そうそう、先日トモフスキーのライブに行ってきました。これお土産のニャオルです」
「どちらかにしてください」

悶悶日記

月 日。
地震後からエンゲル係数の増加に苦しんでいる。
カップラーメン、レトルトカレー、冷凍食品など、僕の食生活を支えていたものが、
軒並み売り切れており、変わりに外食するしかないため、食費がかさむのである。
逆を言えば、僕が普段食べていたものは、皆は非常時ぐらいしか口にしないのか。



月 日。
「魔界戦記ディスガイア4」をひたすらプレイする。
エトナのレベルを9999まで上げては、転生して1に戻るを繰り返すうちに、
「以前もこんなことをやっていたような……」というデジャヴに襲われる。



月 日。
「真・三國無双6」をひたすらプレイする。
王元煕のステータスを最強まで上げるため、同じステージを何度も繰り返すうちに、
「以前もこんなことをやっていたような……」というデジャヴに襲われる。



月 日。
小川ひなたさんと新宿で遊ぶ。
元々は3月11日に遊ぶ予定だったが、地震のため中止。
一緒に行くつもりだった「よつばと10年1日展」も中止。
このまま永遠に中止が続くと思われていたが、ようやくの実現となった。
「チュチュスカートを買うのです!」と言っていた彼女だが、
数時間後、彼女が購入したのは、春物の靴であった。
その後、我々のホームグラウンドである、ねぎしで夕食を取る。
運ばれてきたねぎしセットを前に、僕は宣言した。
「被災地を支援するお金も体力も人脈もない。そんな僕に出来ることは、
仙台の牛タンの美味しさを日記に書いて、みんなに伝えることだけです!」
「原産地/オーストラリアって書いてありますけど」



月 日。
「おおきく振りかぶって」「君に届け」「もやしもん」を読む。
三橋と爽子が対談したらどんな感じになるのだろうと夢想する。



月 日。
エイプリルフールに更新しようと思っていたネタが当然のごとく間に合わず。
仕方が無いので、その旨だけでもtwitterで呟こうと思ったところ、
昨年の同日に全く同じことを呟いていたことを思い出し、愕然とする。



月 日。
この閉塞した生活から抜け出すため、競馬で一発逆転を図った。
前世は福本伸行と言われるほど、ギャンブル運に優れている僕、
見事に三連単を的中させ、930円という高額配当を得る。



月 日。
よつばとカレンダーの4月の写真がすてき。とらがとったにちがいない。
もう春だ。