月別アーカイブ: 2010年9月

ふわふわ戦隊モチグマン


もちぐまをご存知であろうか。
森見登美彦さんの「四畳半神話大系」に登場する熊のぬいぐるみで、
登場人物の一人である明石さんは、このぬいぐるみを五つ揃えて、
「ふわふわ戦隊モチグマン」なる戦隊を結成していた。
作品の不思議な世界観を体現する、いわゆるマスコットキャラである。
そのもちぐまがストラップとなっていたので購入した。
一体だけ購入するつもりが、勢い余って五体全部購入してしまった。
五体全部を携帯に付けることで、僕もふわふわ戦隊を結成しよう。
そうすれば、明石さん的な女性に見初められる可能性が高まるであろう。
そう思えば合計で四千円の出費も痛くはない。たかがストラップに……!
だが、ここで重大な問題が発生した。
iphoneにはストラップを付ける穴が空いていないのであった。
事前に気付いてはいたが、もちぐま達の魅力の前にうっかりしてしまった。
このままでは引き出しの奥にしまったまま、永遠にそのままのパターンである。
ここは一つだけを自分用に残して、残りを知人に配って、
リアルふわふわ戦隊を結成しようと思い立った。
もちぐまストラップを渡して、その人を隊員に任命することで、
絆が形となり、より一層の信頼関係を築くことができる。
そうすれば、リーダーである僕が危機(特に経済的な)に陥った時に、
隊員達が僕の口座に万単位のお金を振りこんでくれるであろう。
だが、ここで重大な問題が発生した。
僕には仲の良いリアル知人が四人もいないのであった。
「僕は友達が少ない」って毎回ネタのように言っているが、
これは紛れもない事実である。アドレス帳を見たら衝撃を受けますよ。
まずは僕にとっての明石さんであり、羽貫さんであり、小津であるところの
小川ひなたさんを隊員にスカウトすることにした。
そもそも「四畳半~」を僕に読むように勧めたのは彼女である。
好きな作品のキャラクターグッズを贈れば、彼女も喜ぶに違いない。
そんな訳で先日、彼女と一緒に食事をしていた時に、
鞄から色とりどりのもちぐま達を取り出して彼女に見せた。
「どの色がいいですか?」
「なんですか、これは?」
「もちぐまです」
「違います」
彼女はきっぱりと否定した。
「もちぐまはもっとふわふわしています。これはもちぐまではありません」
確かにハードカバー版の表紙に書かれているもちぐまは、
もっとぬいぐるみチックであり、このもちぐまとは全然別物である。
実際、僕も初めてアニメ版のもちぐまを見た時はそう思った。
一度もアニメを見ていない人間にとっては、偽物と思われても仕方がない。
「こんな物いらない」という空気を全身から醸し出すひなたさん。
このままでは、ふわふわ戦隊の結成がいきなり暗礁に乗り上げてしまう。
僕は何とか彼女にもちぐまを受け取ってもらえるよう説得した。
「貴方、僕のことをまるでセンスのない人扱いしていますけど、
 このもちぐまのデザインをしたのは、あの中村佑介さんなのですよ」
「あっ、そうなんですか?」
「貴方が以前、サイトを運営していた時、
 中村さんにすごく親切にしてもらったことがあったでしょう。
 これらのもちぐまを否定するということは、
 つまり、中村さん自身を否定することになるのですよ!」
「そうなりますか?」
「そうなります! さあ、どれにするんですか!?」
「じゃあ、これで……」
こうして無事にモチグマンオレンジの任命に成功した。
残る隊員は三人。それは今サイトを見ている貴方かもしれない。
(もはやサイトを通して以外に知り合いを作れそうにないので)

9/9

サイト開設以来、長らく続けてきたこの日記であるが、そろそろ限界のようだ。
自分の身の回りに起こった出来事を記そうにも、あまりにも何もなさ過ぎる。
今週起こった出来事といえば、三日連続でレバニラ炒めを食べたぐらいである。
これをネタにしようにも、レバニラとニラレバのどちらが表記が正しいのかについて
読者の方々を交えて議論するぐらいしかできない。大盛り上がりですよ。
よって、今後は日記としての機能のみに限定せずにやっていこうと思う。
ライブに行くなどの何か特別な出来事があれば、それは日記として記すが、
それ以外の日は無理に日常生活について語らず、その時々に思ったことを書こうと思う。
音楽、ゲーム、書籍、食べ物、その他の趣味、将来への不安、世の中への不満、
はるばる来たぜ箱だけ事件(アマゾンで注文した商品が入ってなかった事件)についてなど、
自分の書きたいことを書きたいタイミングで書いていこうと思う。